学習法 あとWhat is your vision?

昨日、Y.E.S.予備校で知り合った某商社の青森さん(出身地で呼びます)から示唆に富むメッセージをもらったので備忘までに。

 

学習法に関して非常に参考になったのは

・GMATで620取ったときと、700取ったときの自分の実力に差は感じなかった

GREは単語さえ暗記すれば、GMATよりもよっぽど簡単(暗記に数か月は必要)

・GMATをやっているならEAはやったほうが良い(これは意外といける)

ということ

 

青森さんはEAで結構いいスコアが取れたので、出願時にはEAを使って出した先もあったとのこと。この辺の情報は予備校講師は教えてくれないのでホントに参考になる。。

 

昨日GREプレップを解いてみて思ったのは、やはり単語問題は自信がない限り、かなりあやしいなー、、、という感じで、GMATから簡単に転向できるものでもないという印象でした。なので、しばらくはGMATを軸にしつつ、EAの準備をしてみようと思います。

 

あとWhat is your vision?について

 

これは結局一番難しい課題なんだな、と青森さんの話を聞きつつ思いました。学生時代からこの答えがずっと見つけられないからこそ、とりあえずその後の人生で潰しがきくであろう進学校に進み、特定の業界が選べずに商社に入る・・・ネガティブに書いてしまいましたが、商社にいる人間の99%はこういう類の人なのだと感じます。

 

ビジネススクール出願を通じて、もっかいイチから自分のやりたいことを考え直すのは良い機会だと思う一方、きっと答えは出ないので、ある程度は「エイヤー」の精神で腹を決めて前に進むことが大切なんでしょうね。あとはその先の人生で、何か好機が転がり込んできたときにすぐ掴めるように準備をしていればよいのかと。だから、ビジネススクールに進んだ先の人生では、しばらく転職続きだったり、激務続きだったり、自分のやりたいと思えることが全然見つからなかったりするのでしょうが、それでも自分を信じ続けて前向きにやるしかないんだなと。そういう人生でも、今の会社に居続ける人生よりはマシじゃないか、と自分で思えるなら、やはりビジネススクールに進むという選択肢は正しいのだと思います。

 

ちなみに、青森さんは、商社での出向先などでたまたま事業再建を任せられる経験が多かったとのことで、「Restructuring」をテーマに、MBA取得後もPEファンドなどで修行を積みながら、ゆくゆくは地方再生に貢献したいという想いが有るようです。

 

かくいう筆者はといえば、商社で10年半ぐらい勤めておりますが、恐らく同期の誰よりも多く部署を異動しており、異動するたびに新たな商材に触れつつ、担当する市場が国内ではなく常に海外、という貴重な経験をさせてもらいました。あとはこの年にしては珍しいと思うのですが、2か国で計4年の現地経験を積ませてもらいました。この経験から感じた事としては、世界中の人たち、いろんな業界有るけど、まじめに考えて仕事してる人ほんと少ねえな、、ということ笑。みんな忙しいし、直観や経験に頼って仕事するのは分かるんだけど、立ち止まって考えて、根拠に基づく納得した判断を下せば、あとで大変な思いをせずに済むんじゃないのかなーと。

 

実際に、今まで所属した部署では(いま所属している部署でもまさにそうですが)、今まで諸先輩方が考える事を放棄した厄介な課題を掘り当ててきて、とことん調べる、考える、提案する、という経験が多かったようにも感じます。その結果問題が解決する、というところまでは行きつかないままに部署異動する事が多かったのですが、自分が仕事を引き継いだ方に「あの時の提案がベースになって、事業パートナーもその後腹を割って話してくれるようになり、事業投資につながった」との話を聞くと、ちっとは人のためになったのかなと感じられたり。

 

そういう仕事をしていたときはほぼ徹夜~朝シャワー続きでしたが、意外とワクワクしてたような気もします。今後も「とことんまで考える」ことを強みとする業界に身を置くのもよいのかなー、と。もうこのトピックについては、お腹いっぱいなので、もう暫くやめておきます。

 

最後に、学校選びについて

青森さんは、1と2を基準に考えているようですが、個人的には3~5も基準にしつつ、Best optionを探したいなと思っています。結局受からなければ何の意味もないですが。

 

1. 期間(2年 or 1年)

一部の特殊な人を除いて、基本的にみんな長くいけることに越したことはないと思っているはず。そりゃそうですよね。自分に素直になりましょう。だから2年。

 

2. 見栄

これも一部の立派な方々を除いて、みなさん存分に見栄はりたいハズ。誰もが簡単には入れる訳じゃないスクールに行きたいという想いは、自己承認欲求としては当然のことでしょうね。トップスクールなんてとこは、自己中で、自己承認欲求の塊みたいな連中の集まりなのでしょうが、意外と世の中自体がそんな場所だったりするので、斜に構えるのはもうそろそろやめて、素直にぶつかりあいましょう。だからトップスクールへ。

 

3. 家族

ここから先の基準は、もし受かったとしたら、しっかり考え直すべきかと。筆者には同じ年の嫁と現在3か月の娘がおり、そんな二人を連れて銃社会のUSAへレッツゴーなんて簡単に言えません。特に最近色々あるし。日本もみなさん刃物を持ち歩く社会になりつつあるので如何なものかと思いますが、治安・医療事情・住環境・日本人コミュニティの有無など、今までの駐在経験をもとに情報収集しなきゃならんです。

 

4. お金

これもばかには出来ないと思ってます。2年行く場合の学費+生活費というのは、2000万円オーバーなので、2100万円も2200万円も一緒だと思っちゃいますが全然違いますよね。結局は選べるほどの選択肢はないのでしょうが、もし選択肢があるなら配慮すべきかと。

 

5. 海外就職

これは個人的には結構こだわりたいポイントなのですが、、、アメリカは中々日本人には転職が難しい環境とも言われており、悩ましい限りです。だからロンドンビジネススクールなんかは魅力的な選択肢ですが、まぁこれも受かってから、学校入ってから自分の力出来る開くしかないかなと。

 

あとは好みの問題ですが、イギリスでの生活にも憧れますし、アメリカ大好きな日本人としてはやっぱりアメリカの学校も捨てがたいです。まぁ、受かるかどうか次第なのでこの話もこの辺でおしまい。

 

義務的にBlog書いてる訳でも何でもないのですが、書いてると頭の整理になっていいですね。でも無駄に時間消費してしまうので、今日はここまで。